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ダーマペンを失敗すると毛穴が悪化する!施術できない肌質とその理由とは?

ダーマペンを失敗すると毛穴が悪化する!施術できない肌質とその理由とは?

さまざまな肌悩みの中でも、ホームケアではなかなか改善されない頑固なトラブル「毛穴」。手っ取り早く毛穴を目立たなくするためには、美容皮膚科で医師による診察を受けるのがおすすめです。

中でも毛穴に効果があると話題なのが「ダーマペン」。肌に微細な穴を開ける治療法ですが、一部では「失敗して毛穴が悪化した」という声も……。今回はそんなダーマペンについて、噂の真相や施術できない肌質があるのかなどをご紹介します。

こちらの記事では、

  • ダーマペンを失敗すると毛穴が悪化するって本当?
  • 施術できない肌質とその理由とは?

についてご紹介します。

ダーマペンを失敗すると毛穴が悪化するって本当?

ダーマペンは髪の毛よりも細い針を使って肌の表面に微細な穴を開け、傷が修復する力を使って肌トラブルを改善する治療法です。

元々は「ダーマローラー」といって、同じような針をローラーにつけたものを使って肌の上を転がしていましたが、担当者の技術によって効果にムラが出てしまうのがデメリットでした。これを受け、ペンタイプでより細かい部分も扱いやすくなったのがダーマペン。2022年現在、「ダーマペン4」がもっとも新しいバージョンです。

また、ダーマペンだけでなく、さまざまなオプションを組み合わせて希望の効果を高めることも可能。例として、オプションが豊富な湘南美容外科のメニューを見てみましょう。

ビタミンC 肌荒れの鎮静、美白
トラネキサム酸 炎症中のシミ、ニキビ跡の改善
ボトックス シワの改善、予防
グロースファクター コラーゲンやエラスチンの生成促進によるハリ増加
ベビースキン 細胞の成長を促進し、新たな細胞が生まれやすくする
ヴェルべットスキン(マッサージピール) 剥離しないピーリングで、シミやくすみの改善やコラーゲンの生成促進効果がある
クイックメソ ダーマペンを使って頭皮を刺激する薄毛治療

 

ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開き、たるみ、シワ、シミなどあらゆるお悩みに効果を発揮するダーマペン。一方で、クリニックの口コミなどを見てみると「失敗した」「トラブルが悪化した」という声が寄せられています。

ダーマペンを失敗すると一体どうなってしまうのか、考えられるトラブルを見ていきましょう。




効果が見られない

 

ダーマペンは顔全体で1回20,000円ほどかかるメニューです。お得なセットメニューや複数回パックが用意されているクリニックも多いですが、それでも万単位でお金がかかることは間違いないでしょう。

そのため、回数を繰り返しても効果が現れないと、「失敗した」と感じてもおかしくありません。

1回でお悩みがすべて解消されることはありませんが、お悩みの種類に応じて大まかな回数が決まっています。これより多くの回数を受けてもなんの変化も現れない場合は、一度相談してみることをおすすめします。

お悩み 回数 必要な費用の目安
ハリアップ 1回~ 20,000円~
肌のつや出し 1回~ 20,000円~
肌質改善 3回~ 50,000円~
薄いシミ 3回~ 50,000円~
毛穴の開き 3回~5回 50,000~80,000円
濃いシミやニキビ跡 5回~10回 100,000円~
クレーターになったニキビ跡 5回~10回 100,000円~

腫れや赤みが引かない

 

腫れや赤みは、ダーマペンを受ける上で避けられないダウンタイムの一つです。

ダーマペン施術で起こりうるダウンタイム

・腫れ
・赤み
・ほてり
・痛み
・かゆみ
・出血(内出血)

これらの症状は施術直後から見られ始め、1週間を目安に引いていきます。施術から3日程度経つと皮剥けが起こり始めるため、普段お使いの化粧水が沁みたり、表情を作りにくかったりといった症状が起こる可能性も考慮しておきましょう。

通常1週間、長くても2週間程度でおさまるダウンタイムですが、それ以上続く場合は一度医師の診察を受けることをおすすめします。




ニキビが増えた

 

ダーマペン後、一時的にニキビが増えるのは正常な反応の範囲です。

一方、新たなニキビができて治らなかったり、数週間経っても減らなかったりする場合は、ダーマペンによる小さな傷口に細菌が入って炎症が起きている可能性があります。

この原因は、ずばり「ダーマペンでニキビを潰してしまったから」。元々炎症中のニキビには施術しないのがダーマペンの鉄則ですが、つい触れてしまうとそこから細菌が移り、正常な毛穴にニキビが発生してしまうのです。

傷のある肌のニキビケアは、自己流で行うとさらなる悪化を招くことがあります。施術を受けたクリニック、もしくはかかりつけの皮膚科を受診しましょう

シミが増えた

 

そもそもシミとは、紫外線などを浴びて肌の内部でメラニン色素が生成され、黒や茶色に見える現象です。表面の細胞だけを取り除けば良いというわけではないため、肌の奥からケアすることが必須となります。

ダーマペンにより新たな細胞がどんどん生まれるようになると、奥底に存在するメラニン色素がどんどんと上へ追いやられていきます。最後には古い細胞=角質となって剥がれ落ち、シミのない綺麗な肌が表面に出てくる……という仕組み。

しかしダーマペンにより傷ついた肌が、ダウンタイム中に紫外線を浴びてしまったらどうでしょうか。デリケートな肌は、普段よりも紫外線の影響を受けやすくなっています。

その分、シミができやすくなってしまうのね。

ダーマペンに限らず、美容皮膚科での施術前後は日焼けが禁忌となります。晴れの日はもちろん、くもりや雨の日でも念入りな紫外線対策を心がけましょう

ダーマペンで肌トラブルを起こさないために

・施術当日の入浴(浴槽につかる)は控え、シャワーに留める
・洗顔は極力行わない
・メイクはNG(日焼け止めも)
・アルコールで血流を促進する




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施術できない肌質とその理由とは?

健康な人が受けても、場合によってはダウンタイムが長引く可能性があるダーマペン。中には、そもそもダーマペンを受けられない人もいます

施術前に医師による診察を受け、可能となれば施術に進むことになるため、カルテや問診で間違った回答をしないよう気を付けてくださいね。

妊娠中・授乳中の方

 

妊娠中の方、また授乳中の方は、ダーマペンだけでなく多くの美容施術を受けられません。一部のメニューであれば受けられる可能性がありますが、美容皮膚科だけでなく産婦人科の医師とも相談が必要となるでしょう。

腹部やバストに直接行う施術でなくても、胎児や母乳にどのような影響が出るか分かりません。肌のお悩みがある方は妊娠前に相談するか、子育てがひと段落したタイミングで検討してみてくださいね。

金属アレルギーの方

 

ダーマペンは、金属でできた針を肌に直接差す施術です。

アクセサリーなどでかぶれやかゆみの起こる方は、肌の内部に金属が触れることで普段よりも重篤な症状が出ることも。心配な場合はあらかじめパッチテストを受け、金属アレルギーがあるかどうか明らかにしておくことをおすすめします。

顔を希望している方で、炎症中のニキビが多い方

 

顔に繰り返しできるニキビに悩み、ダーマペンを考えている方も多いのではないでしょうか。

健康な細胞の生成を手助けするダーマペンは、肌の内部に埋もれているニキビを表面に押し出し、その後ニキビのできにくい肌へと導くでしょう。施術後しばらくはニキビが増えたように感じる方も多いですが、次第にできる量が減っていきます。

しかし、赤く炎症中のニキビがある場合は、その箇所を大きく避けながら針を刺すことになります。ニキビの範囲があまりにも広ければ、その日の施術は見送りになる可能性が高いでしょう。

炎症中のニキビに触れ、細菌が他の場所につくことで、新たなニキビの原因となります。まずは飲み薬等で状態を落ち着かせ、赤みが引いてから施術にチャレンジしてくださいね。




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まとめ

さまざまな肌悩みに効果を得られるダーマペンだからこそ、失敗した時の肌トラブルが気になります。より効果的にダーマペンを受けるためにも、日頃の紫外線対策を始めとする注意点には気を付けてくださいね

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