大豆イソフラボンから作られるエクオールは女性ホルモンに似た働きがあるとされていて、美容や健康のために取り入れている人が多くいます。
バストアップを期待してエクオールの摂取を検討している場合には、本当に胸が大きくなるのか気になるところですよね。
イソフラボンを取り入れることによる効果と副作用についても一緒に知っておきたいです。
ここでは
- エクオールで胸が大きくなった?
- イソフラボン摂取の効果と副作用
について紹介します。
エクオールで胸が大きくなった?
エクオールは体内で女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすると言われています。
女性ホルモンのエストロゲンは生殖器官の発育や乳房の発達に関わり、女性らしい体をつくる働きをします。
そのためエクオールを摂取することで胸が大きくなる可能性があるとされています。
実際に本当に大きくなるのかについては、人によって効果に違いがあるというのが本音です。
エクオールを接種した後の胸の変化については以下のような声が挙げられています。
- 胸が少し大きなった
- 胸が一時的に張った
- 全く変化が無かった
また、エクオールは大豆イソフラボンを摂ったからといって効果を得られるものではありません。
体内で大豆イソフラボンがエクオールに変換されるための腸内細菌が必要です。
エクオールに変換するための腸内細菌は誰でも持っているわけではなく、日本人は2人に1人の割合で持っていない人がいます。
いくら大豆製品をたくさん摂取したとしても、その腸内細菌が無ければエクオールの作用は受けられないのです。
自分が腸内細菌を持っているのかは、Amazonなどで販売されているエクオール検査キットで簡単に調べることができます。
腸内細菌がない場合はエクオールのサプリメントが各社から直販売されているため、摂取することも可能ですよ。
イソフラボン摂取の効果と副作用
バストアップのために食事から大豆イソフラボンを多く摂るようにしていることも多くあります。
大豆イソフラボンを摂取することで体に起こる効果と副作用にはどんなものがあるのでしょうか。
イソフラボンの摂取の効果
大豆イソフラボンの効果は以下の通りです。
- 月経前症候群(PMS)の緩和
- 冷え性の改善
- 更年期症状の改善
- 美肌効果
- 生活習慣病の改善
- 骨粗鬆症の予防
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似ていることで植物性エストロゲンとも呼ばれています。
ホルモンの変動で起こるとされている月経前症候群緩和にはイソフラボンがホルモンバランスの乱れを整えることで、イライラや不安などの心の不調、それから腹痛や肌荒れなどの体や不調にも効果があります。
また血中の悪玉コレステロールを低下させる働きがあり、生活習慣病にも効果的です。
その他にもエストロゲンの作用を助ける働きがあり、アンチエイジングにもなると言われています。
エストロゲンの作用を助けることで、肌のターンオーバーの促進や、ヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促しハリツヤなどの美肌効果もあります。
イソフラボン摂取の副作用
身体に良いからといってイソフラボンを過剰に摂り過ぎてしまうのはよくありません。
摂り過ぎてしまうと、ホルモンバランスが乱れ、月経不順、下痢などの体の不調が出てしまうこともあります。
ですが、食事で大豆製品を控える必要はありません。
1日のイソフラボンの摂取目安は64~76mgとされています。
参考までに食品に含まれるイソフラボン含有量は豆腐150gでイソフラボン42mg、納豆1パックでイソフラボン36mgほどです。
撮り過ぎたからといってすぐに健康被害が出るわけではないため、心配しすぎなくても大丈夫です。
ただし、サプリメント等でイソフラボンやエクオールを摂取する場合には必要摂取量以上の服用は良くありません。
必ず摂取量を守り安全に服用してくださいね。
エクオールで胸が大きくなった?イソフラボンの効果と副作用のまとめ
エクオールで胸が大きくなるのかについては、バストアップの効果が少しは期待できるが、効果には個人差があることがわかりました。
イソフラボンの摂取にはエクオールが体内で作られるのかどうかを知っておくことが大事です。
サプリメントを摂取する場合には、摂取量や副作用を理解して取り入れるようにしてくださいね。